『おしゃべりブログ』第26回:【パニック寸前】1時間の勘違いとビザ未取得発覚!?絶体絶命から、世界一美しい街パースへの大逆転上陸!

TENちゃん

YOSHIさん、こんにちは!
マレーシアでの2万7千歩の迷子劇を笑顔でクリアした【75日間世界一周ひとり旅】。

8日目・9日目は、アジアを離れてついにオセアニアへ!
しかしそこには、この旅最大の「心臓バクバクの危機」と、それを乗り越えた先に出会った、涙が出るほど温かい人々と美しい街の洗礼が待っていました!

YOSHIさん

こんにちは!
いやぁ、8日目は朝から本当に「ハラハラドキドキ」の連続、まさにチャンスを掴み取るような激動の1日だったんだ。

まずは朝、シンガポール行きの長距離バスの時間をなぜか12時発だと思い込んで、11時にのこのこバスターミナルへ行ったんだ。

そしたら、手元のチケットはなんと「10時発」(あちゃー!)。
普段は翌日の列車の時間なんかを念入りに確認するタイプなのに、なぜかこの時は完全に思い込んでしまっていてね。

大慌てで11時30分発のチケットを買い直したよ。
約1,500円の痛い授業料だったけれど、「これが飛行機だったらシャレにならなかった、いい勉強になったぞ」と無理やり自分を納得させてバスに乗り込んだんだ。
でもね、本当の恐怖はここからだったんだよ(笑)。

バスの中で、これからの目的地であるオーストラリアについて『地球の歩き方』をパラパラ読んでいたら、「オーストラリアはビザ(ETA)が必要です」という文字が目に飛び込んできて、もう頭の中が真っ白になった。

KLからシンガポールへ向かう高速バス車内
TENちゃん

えええーーーっ!?
アメリカのESTA以外は要らないと思い込んでいたやつですね!

YOSHIさん

そうなんだよ!
もう心臓はバクバク。
「えっ、やばい、このままじゃパース行きの飛行機に乗れないぞ」「どうしよう、このままニュージーランドまで一気に行くか!?」なんて、ドッキリを仕掛けられたみたいに色んな考えが頭をぐるぐる駆け巡った。

でも、バスの中じゃWi-Fiも繋がらないし、騒いでもしょうがない。
「アメリカのESTAを取った経験もあるんだから、ネットさえ繋がれば何とかなるはずだ!」と腹をくくって、シンガポールのカフェにすべてを賭けることにしたんだ。

シンガポールに着いて国境を越え、荷物を持ったままホーランドビレッジのお洒落なカフェ『Baker & Cook』へ猛ダッシュ!

Wi-Fiを繋いで必死に検索すると、代理店のサイトには「発給まで7営業日」なんて書いてあって、さらに焦る(笑)。
「いや、ダイレクトに公式オンラインで申請するしかない!」と、焦る気持ちをグッと抑えて、一文字一文字慎重に iPad mini に入力を進めたんだ。

20分後……画面に「ETA発給」の文字が出た瞬間は、本当に生き返ったような心地がしたよ!

「ホッ!」としたと同時に、「やったぞ!トラブルが起きても、俺は自分の力で乗り越えられるんだ!」っていう、もの凄い自信がムクムクと湧いてきてね。
それまで緊張で喉も通らなかったけれど、お祝いに食べた紅茶とキッシュ、ケーキの味は格別だったなぁ。

夜中0時05分発のシンガポール航空、豪華な空港ラウンジのビュッフェで食事を済ませ、私はついに、人生初のオセアニアへと飛び立ったんだ。

シンガポール ホランドビレッジにあったカフェ Baker & Cook ありがとう!
Baker & Cook で食べた キッシュ ケーキ 紅茶
チャンギ国際空港 シンガポール航空のシルバークリスラウンジ
TENちゃん

危機を自力でチャンスに変えて、いざ南半球へ!

そして明けた9日目の早朝5時15分、ついにオーストラリアの西海岸、パースへ上陸ですね!

YOSHIさん

飛行機を降りた瞬間、とにかく寒くて驚いた!昨日まで半袖1枚で汗をかいていたのに、パースは冬の入り口。半袖を2枚重ね着して、その上にウルトラライトダウンを着込んでも身震いするくらい。

まずはATMで豪ドルを引き出したんだけど、早朝の空港は真っ暗で人もほとんどいない。
市内行きのバスの乗り場も分からず、ようやく見つけたシャトルバスの女性ドライバーに聞くと、「これで国内線ターミナルへ行って、そこからシティ経由のバスに乗り換えなさい」と親切に教えてくれた。

ところが、次の乗り換え先で悲劇が(笑)。
引き出したばかりの50ドル札をドライバーに渡そうとしたら、首を横に振って「お釣りがない。あそこのカフェでお金を崩して、60分後の次のバスに乗りな。」って言われちゃって。

でも、時間はまだ朝の6時過ぎ。
今街中に行ったところでどうせ店は開いていないし、「ちょうどいいや、コーヒーでも飲んでiPadの充電をさせてもらおう」と、ここでものんびり60分待ちを楽しんだんだ。

そして次のバスが来て、年配の女性ドライバーにホテルの名前を言うと、満面の笑みで「オッケー!」って地図に丸をつけてくれてね。

「近くになったら教えてあげるから」って言う通り、ホテルの近くに差し掛かったら運転席から大きな声で「ここよーー!」って叫んでくれたんだ(笑)。
降りる時も「ここを真っ直ぐ行って、突き当たりを右ね」って本当に親切に教えてくれて、旅先でもらう人の温かさが心に深く染みたね。

早朝のパース国際空港
国際線ターミナルから国内線ターミナルへのトランスファーバス
TENちゃん

パースの女性ドライバーさんたち、めちゃくちゃカッコよくてあったかいですね!

YOSHIさん

本当に素晴らしい国だな、と一瞬でパースが大好きになったよ。

それにバスに乗っていて、子供から大人まで、乗客の全員が乗る時に「ハロー!」と挨拶し、降りる時に「ありがとう!」とドライバーに声をかけていく様子を見て、もの凄く気持ちが良くてね。
私は日本でも店に入る時は挨拶する方だったけれど、「よし、これからの旅、どんなお店や場所でも絶対に挨拶とお礼を徹底しよう!」と心に強く誓った、素敵な文化との出会いだった。

ホテルに荷物を預けて、さっそくパースの街歩きへ。
緑が豊かで、空が抜けるように青くて、イギリス風の伝統的な建物が並ぶ街並みは「世界一美しい街」と言われるだけあって、本当に惚れ惚れする美しさ。
おしゃれなテラスカフェがやたらと多くて、街を行く男性はみんなメル・ギブソンみたいに渋くて格好いい(笑)。

お昼前、美しいスワン川の岸辺をのんびり歩いていたら、カメラを持った青年が嬉しそうな顔で近づいてきたんだ。
「観光客かい?」「日本からだよ」なんて話を始めたら、彼が自分のNikonのカメラ(20万円くらいしたらしい!)を自慢げに見せてきてね。「お前のカメラはいくらだ?」「ファインダーとモニター、どっちをよく使う?」って質問攻めだよ。

そのうち、彼が「ところで、お前はバスの写真は好きか?」って聞いてきてさ。
「えっ、何で突然バス!?」って一瞬意味が分からなかったんだけど(笑)、彼が撮った大量のバスの写真を見せられて大納得。
筋金入りのバスオタクくんだったんだ!
私も香港で2階建てバス(ダブルデッカー)に乗った話をしたら、もの凄く盛り上がってね。

もっと話したかったんだけど、パース特有の気候なのか、急に空が暗くなってきて、彼が「あ、これ雨が降るやばい!じゃあね!」って風のようにダッシュで走り去っていったのが可笑しかったなぁ。

落ち着いたパースの街並み
とにかく お洒落なカフェが多い
スワン川岸辺
TENちゃん

カメラ仲間かと思いきや、まさかの「バスオタク」の青年!(笑)
国境を越えたマニアックな会話、もんきちくんも横で不思議そうに聞いていたんでしょうね。

そして、パースの1日の締めくくりには、強烈な「洗礼」があったとか……?

YOSHIさん

そう、14時にホテルにチェックインして(ここもWi-Fiが有料で1日2,000円!しかも冷蔵庫の水が1本400円という物価高!)、夕方になって「さあ、ゆっくり街に出て美味しい夕飯でも食べに行こう」と散歩に出たんだけど、18時近くになったら街の様子がおかしい。

なんと、ショッピングモールも、おしゃれなカフェも、ありとあらゆるお店が一斉にバタバタとシャッターを閉め始めているんだ!
「えっ、嘘でしょ!?まだ6時前だよ!?」って大慌て。どうやらパースの夜は、信じられないほど早いらしいんだ。

「このままじゃ夕飯にありつけない!」と焦るなか、辛うじて開いていたセブンイレブンを発見。
そこも夜8時くらいには閉まりそうな雰囲気だったけれど、なんとかドーナツと1.5リットルの水(500円!)を確保して、ホテルの部屋でかじるという、なんとも寂しいパース初日のディナーになったよ(笑)。

でも、チケットの時間を間違え、ビザ未取得に血の気が引き、物価高と18時閉店の洗礼を受けながらも、現地の人たちの温かさと、22,538歩も歩かせてくれた美しい街並みに、心の底から「パース、なんて面白い街なんだ!」とワクワクが止まらない。
これからのオーストラリア滞在が楽しみで仕方がなくなる、大逆転の9日目でした。

クラシックなアーケード ロンドンコート ここの店も18時にはクローズ
TENちゃん

チケットミスからのETAダイレクト取得という、まるで映画のような大逆転劇!

ハラハラを自分の「自信」に変えてしまうYOSHIさんのタフさと、パースの「ありがとう」の習慣に感動してすぐ自分のものにする柔軟な姿勢、本当に素敵です。
18時閉店でドーナツの夕食になってしまうところも含めて、これぞまさに「旅」ですね!

さあ読者の皆さん、次回は旅の10日目。
夜が早すぎる美しい街パースで、YOSHIさんと相棒のもんきちくんは無事に「まともな夕飯(笑)」にありつけるのでしょうか?
そして西海岸のさらなる大自然を巡ります。
どうぞお楽しみに!

YOSHIさん

次回は、パースの夜の歓楽街『ノースブリッジ』へリベンジに行く話や、パースの美しい日常をさらにお届けするからね。
次の更新も楽しみに待っていてよ!

下のバナーをポチッと応援していただけると嬉しいです!

海外ランキング
海外ランキング

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次