TENちゃんYOSHIさん、こんにちは!
前回、世界遺産マラッカの運河沿いに、お気に入りのカフェを見つけた【75日間世界一周ひとり旅】。
5日目は、朝からちょっとした「爆笑ハプニング」と、旅のロマンがぎゅっと詰まった「国境を越えた出会い」が待っていました!



こんにちは!
5日目の朝はね、ちょっとした失敗から始まったんだ。
朝、目が覚めて「さあ、美味しい朝食ビュッフェを食べに行こう!」とウキウキでレストランへ下りていき、エレベーターの扉が開いた瞬間に、ふと自分の足元を見て凍りついた。
なんと、部屋用の白い使い捨てスリッパを履いたままだったんだよ(笑)。
「おいおい待てよ、ここは格式高い五つ星ホテルだぞ。スリッパでうろつくのはマズイ!」と大慌てで部屋へ引き返した。
靴に履き替えて戻ってきたのはほんの5分後だったんだけど、その一瞬の間に案内待ちの宿泊客が30人も並んで大行列になっていてね。
でも、ここのビュッフェは品揃えもたっぷりで本当に美味しかったよ。
ちなみにこの「スリッパ事件」、毎日更新していたブログを通じて日本で見守ってくれていた家族も読んでくれてね。
珍しく次女からコメントが入っているなと思って開いてみたら、「私も昔、旅行先のホテルでチェックアウトしてさあ外へ出ようって時に、自分の足元見たらスリッパだったことがある」って書いてあってさ(笑)。
「いやいや、血は争えないなぁ!しかも俺より上手(うわて)じゃないか!」って、一人で大笑いしちゃった。
旅先での大失敗が、娘との楽しい思い出に繋がった嬉しいハプニングだったね。



お嬢さん、お父さんの一歩先を行く大物っぷりですね!(笑)
そんな風に日本の家族とリアルタイムで繋がれるのも、ブログを毎日書かれていたからこその素敵なご褒美です。
そしてお昼は、現地在住のご友人や英語の先生からもお墨付きだったチャイナタウンの「チキンボールライス」を堪能されたのですね。





そう、伝統的なババニョニャ文化が残るジョンカーストリートで食べたんだけど、これがローストチキンとセットで約280円、アイスチャイニーズティーが約20円。
合計300円のところを、お店の人が9リンギット(約290円)にまけてくれたんだ。
現地の人たちが太鼓判を押すだけあって、本当に美味しかった!
ただ、食後に昨日も行って気に入った River Cafe へ移動して頼んだブルーベリーチーズケーキとアイスコーヒーが、これまた東南アジアあるあるで、ケーキは激甘、ブラックしか飲まない私のコーヒーまで最初からシロップで激甘という罠があってね(笑)。
でも、その後にホテルでシャワーを浴びてから、夕食で こちらも昨日も行った Dutch Harbour Cafe を訪れたんだ。
店員さんからは「中の方が涼しいよ」って勧められたんだけど、「いえ、川を見ているのが好きなんで」って断って、昨日と全く同じ外のテラス席に案内してもらったんだ。





西陽がちょっと暑くても、やっぱりあの運河沿いの特等席じゃなきゃダメなんですね(笑)。





そう!頑固と言われようとあの席がいいんだ(笑)。
喉が渇いていたから、冷たいオレンジスムージーを流し込んだ時は抜群に旨かったし、気になっていたボリューム満点のビーフバーガーも絶品だった。
昨日のフィッシュ&チップスもそうだけど、この観光地の一等地で、ゆっくり贅沢な時間を過ごして総額950円前後というのは本当にリーズナブル。
すっかりこのお店に惚れ込んじゃったね。
そして、この日の本当のメインイベントはここから。
昨日ブログを読んだ友人から「マラッカといえば夕陽を思い出す」というコメントをもらっていてね。
それまでは予定していなかったんだけど、「よし、今日は絶対にマラッカの夕陽をカメラに収めるぞ!」と決めていたんだ。
沢木耕太郎の『深夜特急』でも描かれた、あの世界中の旅人が憧れる夕陽をね。



夕日を望む絶景ポイント、セントポール教会の丘ですね!



坂を登って、カメラを構えてどこで撮ろうか探していたら、20代くらいの若い中国人の男の子とふっと目が合ったんだ。
お互いに「お、カメラ持ってるね」という感じで思わずニコッと笑い合ったら、彼が手招きして「こっちこっち!」って呼ぶんだよ。
行ってみると、彼がすでにカメラを置く場所をセッティングしていて「ここがベストポジションだよ、一緒に撮ろう!」って場所を教えてくれたんだ。
日が沈むまでの約30分間、片言の英語で色んな話をしたよ。
彼は日本に来たことがあるみたいで、「日本の山(富士山)は本当に綺麗だ」「日本の食べ物は最高に美味しい」って熱っぽく語ってくれてね。
私も仕事やひとり旅で中国には何度も行っていたから、現地の話で盛り上がった。
そうして話している間にも、目の前の空がだんだん、だんだん濃いオレンジ色に染まって、夕焼けが劇的に変化していくんだ。





遮るもののない丘の上から見る、歴史ある街並みとマラッカの夕陽……。
想像するだけで鳥肌が立ちます。





本当に綺麗だった。
夢中でシャッターを切りながら、「さらに赤くなって、もっと綺麗になったぞ!」って、2人で場所を交代しながら何枚も何十枚も夕陽を撮影した。
国籍も年齢も違うけれど、「今、この瞬間の一番美しい景色を写真に残したい」という共通の想いだけで、あっという間に30分が過ぎていった。
最後は「ありがとう!またね!」とがっちり握手をして別れた。
本当にいい奴だったなぁ。
ただ名所を観光するだけじゃなく、こうして現地で出会った人と心を通わせながら同じ景色を眺める。
これこそが旅の、そして写真の本当の素晴らしさだと、五感で震えるほど実感した1日だったね。
夜、心地よい興奮に包まれながら見た この日のスマートフォンの万歩計は 22,723歩。
今日も午前中はマラッカ川沿いの遊歩道や、チャイナタウンのジョンカーストリートを歩き、最後はマラッカの夕陽の撮影、自分の足跡をこれ以上ないほど深く刻み込んだ最高の5日目でした。



お嬢さんとのクスッと笑えるスリッパの遺伝話から、夕陽の丘での国境を越えたカメラ仲間との熱い友情まで……。
YOSHIさんの人柄が、素晴らしい出会いを次々と引き寄せているのが分かります。
ファインダー越しに分かち合った30分間の夕陽は、文字通り一生モノの宝物ですね!
さあ読者の皆さん、次回は旅の6日目。
世界遺産マラッカに別れを告げ、旅は再びクアラルンプールへと戻ります。
次なるステージではどんなドラマが待っているのでしょうか?
お楽しみに!



次回はまたKLに戻って、今度はどんな面白い移動や発見があったか、楽しみにしていてね!
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