『おしゃべりブログ』第21回:国境越えバスの罠!冷房パニックと、45分待ちぼうけのハンバーガー事件

TENちゃん

YOSHIさん、こんにちは!
前回、おろしたての白ジャケットを初日の半日で紛失するという洗礼を受けつつも、思い出の「グリーンモンスター」で完璧なスタートを切った【75日間世界一周ひとり旅】。

第2日目は、早くもシンガポールを離れて次なる国、マレーシアのクアラルンプール(KL)へと向かいます!

YOSHIさん

こんにちは!
2日目は朝から、昨日ゴールデンマイルで手配した高速バスに乗って国境越えさ。
シンガポールからクアラルンプールまではだいたい5時間、この日は少し混んでいて6時間弱のドライブだったよ。

日本の観光客だと「海外の長距離バス」ってちょっと身構えちゃうかもしれないけれど、1列+2列シートの座席はプロレスラーでもゆったり座れるくらい広大で、リクライニングも快適そのもの。

ただね、前回の「持ち物編」で熱弁した通り、車内は冗談抜きで冷凍庫並みにクーラーが効きすぎているんだ(笑)。
私は迷わずユニクロの「ウルトラライトダウン」を車内に持ち込んで、がっちり着込んで防寒対策をしたよ。

TENちゃん

事前の予習がさっそく大活躍ですね!
そして海外の陸路国境越えといえば、あの独特な緊張感のある「パスポートコントロール(出入国審査)」ですが、いかがでしたか?

YOSHIさん

そう、シンガポール出国とマレーシア入国の合計2回、バスを降りて審査を通るんだ。
下に預けたスーツケースはそのままだけど、貴重品を入れたショルダーバッグを斜めがけにしてね。

当時は今と違って審査の列がもの凄く長くて、30分以上も並んだんだ。

で、ここからが長距離バス最大の難所でね。
審査を終えて外に出ると、当然ながらバスはさっき降りた場所とは「全然違う場所」で待っているんだよ。
だから、あらかじめ同じバスの乗客で「特徴のある人」の顔を何人か覚えておいて、その人たちの後ろをはぐれないように追っていくのがサバイバル術さ。

TENちゃん

なるほど!人の後ろをついていけば……

YOSHIさん

ところが、今回はちょっとした罠があってね。
無事に出口を抜けて、「あ、お馴染みのバス会社の色だ!」と思って、1台のバスにそのまま乗り込みかけたんだ。
でも、一歩足を踏み入れた瞬間に、なんだか車内の雰囲気がちょっと違う気がしてね。

慌てて一度降りて、外側にあるバスのナンバープレートを確認したら……なんと、同じ会社・同じ色の「全然違うバス」だったんだよ!

TENちゃん

ひゃあーー!
危うく別の場所に連れて行かれるところでしたね!

YOSHIさん

あれは本当に冷や汗が出たし、めちゃくちゃドキドキしたね(笑)。
急いで自分の乗るべき本物のバスを探し出して、席についた時は本当にホッとしたよ。

無事にマレーシアに入国した後は、途中で1回、15分ほどのトイレ休憩があるんだ。
バスを一歩降りると、東南アジアの強烈な太陽がジリジリと照りつける。

喉が渇いたから、現地の売店で中にライチの実が入った甘い紅茶ドリンクを買うことにしたんだ。
店員に値段を聞いたら「スリー(3)」と言われてね。

TENちゃん

昨日の今日ですから、頭の中はまだシンガポールですよね?

YOSHIさん

その通り!
何気なくメインの財布から「3シンガポールドル(約270円)」を出そうとして、ハッと気がついた。
ここはもうマレーシアなんだよね!
3マレーシアリンギットなら、当時は約100円。
危うく大損するところだったよ(笑)。

私は海外をあちこち回る時、小さなジップロック(ビニール袋)に国ごとの通貨を分けて管理しているんだ。
この日はシンガポールドルをお財布に、マレーシアリンギットはショルダーバッグの「体に一番近い内側のポケット」に忍ばせていたから、そこからサッとリンギットを出して事なきを得たよ。

ちなみにそのライチ紅茶、私は普段「午後の紅茶」もストレート派で甘い飲み物は苦手なんだけど、スイーツは大好物だからかな、ちょっと甘すぎたけれど不思議と不味くはなかったね(笑)。

TENちゃん

ジップロックでの通貨管理、素晴らしいテクニックです!

そしてクアラルンプールに到着されてからのホテルが、また最高だったそうですね。

YOSHIさん

そうなんだよ!
KLのバスステーションに着いた頃にスコール(土砂降り)が降ってきたから、一駅だけモノレールに乗って「ブキッビンタン駅」へ。
ホテルは駅からわずか100mという最高のロケーションだった。

1階と2階がお洒落なカフェになっていて、ロビーも廊下もインテリアがとにかくスタイリッシュ!
お部屋も広くて機能的で、トイレとシャワールームも完全に独立。
さらにそのお洒落カフェでの朝食までついて、1泊なんと8,500円(当時価格)!

実は昨日のシンガポールのホテルが、10平米しかなくて窓もなくて1泊9,500円だったからさ(笑)。
金額は安いのに、快適さが何倍も跳ね上がって、大・大・大満足のホテル選びになったね。

TENちゃん

前回のホテル選びのノウハウが、ここでも最高の形で証明されましたね!

夜は世界中の旅行者で賑わうバーストリート「チャンカットブキッビンタン通り」へ夕食に出かけられたとか。

YOSHIさん

ここがまた最高に雰囲気が良くてお洒落でね!
私はお酒を飲まないけれど、歩くだけでウキウキするようなお気に入りの通りになったよ。

夕飯は、その通りで見つけた「ROUTE 66」というアメリカンなバーガーバーに入ったんだ。
店員の男の子がビルマ(ミャンマー)生まれだそうで、片言の日本語で話しかけてくれて、すごく気が良くていい感じだった。

そこでチーズバーガーとジュースを頼んだんだけど……
ここからがまたちょっとした問題でね。

TENちゃん

えっ、今度は何が起きたんですか?

YOSHIさん

頼んだチーズバーガーが、待てど暮らせど出てこないんだよ。
30分経っても来ない。

私は元来「江戸っ子」だから気が短いタチなんだけど、海外では「郷に入れば郷に従え」が鉄則。
楽しいストリートの雰囲気を眺めながら「まぁ、海外だし時間がかかることもあるさ」とのんびり待っていたんだ。

ところが、45分経ってもまだ来ない(笑)。

さすがにおかしいと思って、さっきの気のいいお兄ちゃんを呼んで「ねぇ、私のハンバーガーまだかな?」って確認してもらったら……
なんと、最初からオーダーが厨房に通っていなかったんだよ!

TENちゃん

45分間、ただの待ちぼうけ!(笑)

YOSHIさん

お兄ちゃんも「申し訳ない!」って大焦り。
そこからは驚異の爆速で、わずか10分で焼きたてのチーズバーガーを持ってきてくれたよ。

これがね、お腹がペコペコだったのを差し引いても、お肉がジューシーでめちゃくちゃ美味しかったんだ!
……ただ、セットで一緒に出てきたジュースだけは、なぜか味が信じられないくらい薄くて美味しくなかったけれどね(笑)。
海外のジュースって大抵どこでも美味しいのに、そこだけは不思議な思い出さ。

そんなわけで、国境のバス乗り間違え未遂に始まり、通貨のヒヤリハット、そして45分待ちのハンバーガーまで、2日目も退屈する暇が一切ない大充実の1日。

万歩計の数字は14,552歩。
お洒落なホテルのふかふかのベッドに包まれながら、心地よいマレーシアの夜は更けていきました。

TENちゃん

バスのハプニングからバーガーのオチまで、まるでコメディ映画を観ているようにワクワクしました!
でも、ピンチやハプニングが起きても、YOSHIさんが常にその場所の雰囲気や人との交流を楽しんでいるからこそ、すべてが最高の思い出に昇華するんですね。

さあ、マレーシア・クアラルンプールに無事腰を落ち着けたYOSHIさん。
次回はここから一体どんなディープなマレーシアに出会うのでしょうか?
次回もお楽しみに!

YOSHIさん

次回はKLの街をじっくり散策するからね。
また面白い話を用意しておくよ!

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