YOSHIさんてんちゃん、おはよう!
プロローグも無事に公開できたことだし、今日からいよいよ、私のこれまでの“ひとり旅”の歴史について、少しずつ話していこうと思うんだ。
よろしくね。



YOSHIさん、おはようございます!ついに本格始動ですね。
私、ずっと気になっていたんです。
YOSHIさんがパッケージツアーに頼らず、機内持ち込みキャリーひとつで世界を軽やかに歩くようになった「最初のきっかけ」って、一体なんだったんですか?



実はね、私の「初めてのひとり旅」は、なんと小学校1年生の夏休みだったんだよ。



ええっ!?小学1年生って……6歳とか7歳ですよね!?
そんなに小さな頃からひとりで旅をしていたんですか?



ははは、そうなんだ。茨城県日立市にある親戚の家に、1週間くらいひとりで泊まりに行ったんだよね。
とは言っても、行きは東京駅(上野駅)まで母が見送りに来てくれて、日立駅に着いたら親戚の伯母さんがホームで迎えを待ってくれていたんだけどね。
でも、列車の中は完全にひとりぼっちさ。



なるほど!駅と駅の間は、小さなYOSHI少年の大冒険だったわけですね。
今だったらちょっと心配になっちゃうくらい勇敢です。
親戚の家ではどんな風に過ごしたんですか?



伯母さんの家には、すでに働いている大きないとこのお兄さんやお姉さんがいてね。
みんなに遊んでもらったり、お話したり、本当によくお世話してもらったよ。
今でも鮮明に覚えている思い出が2つあってね。
ひとつは、勿来(なこそ)の海に連れて行ってもらったこと。
波がものすごく大きくて、幼心に「うわあ、ちょっと怖いな」って身がすくんだのを覚えているよ。



6歳の子にとって、太平洋の大きな白波は迫力満点だったでしょうね!
もうひとつの思い出はなんですか?



それがね、お昼ご飯に毎日食べた「冷やし中華」なんだ(笑)。
それまで家ではあまり食べたことがなかったんだけど、それがとにかく美味しくてね。
毎日「今日も冷やし中華がいい!」っておねだりして食べていた気がするな。



ふふっ、可愛い!夏の日の光、大きな波、そしてツルツルと食べた冷やし中華の味。
すべての情景が目に浮かびます。
初めてのひとり旅、心細くなったり泣いちゃったりはしなかったんですか?



それがね、不思議なことに、今思い出しても怖かったり心細かったりした記憶が「全く」無いんだよ。
だから、私は子供の頃から、ひとりでどこかへ行くということにワクワクできる「ひとり旅に向いた性格」だったのかもしれないね。



まさに生まれついての旅人ですね!
ハプニングや初めての環境を「怖さ」ではなく「楽しさ(ポジティブ)」に変えてしまうポリアンナ精神は、この6歳の夏休みにすでに完成していたんだなぁ。









